作成:アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志)

追突事故示談金

追突事故の示談金とは?怪我なしの場合は?示談金の計算方法は?弁護士特約は使える?

追突事故の示談金とは?

追突事故示談金はいくらもらえる?
追突事故に遭ってしまった被害者が非常に気になる点ですよね。

  • 追突事故の示談金とは?
  • 追突事故で怪我なしの場合の示談金は?
  • 追突事故の示談金の計算方法は?

など、追突事故の被害者にとって気になる疑問がたくさんあると思います。
今回は、「追突事故の示談金」について詳しく解説していきます。
弁護士へ無料相談できる窓口もご紹介しますので最後までご覧ください。


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追突事故の示談金とは?示談金の計算方法・相場は?

追突事故とは?

追突事故とは、停止または低速で前進している車両の後部に、後続の車両が前進して衝突する類型の交通事故と定義されます。
追突事故は、交通事故の中でも非常に多い事故といえます。

追突事故の際に発症する症状としては、いわゆるむちうちが多くなっています。
むちうちとは、
「頸部に急激に外力が加わることによる鞭打ち運動を原因として、頸部筋、項部筋の筋繊維の生理的可動域を超える過伸展、過屈曲が生じたことにより現れる種々の症状」
のことをいいます。
追突事故の場合は、後方からの強い衝撃により、この鞭打ち運動が起こりやすいため、むちうち損傷が発生しやすいようです。

むちうちの具体的症状は主に、

首の痛み

腰痛

頭痛

などがありますが、その他にもめまい、手足のしびれ、耳鳴り、難聴、吐き気などの症状が出ることもあるようです。

先ほどもお伝えしたとおり、追突事故の場合は軽症であることがほとんどですが、まれに重い症状が残ることもあります。

追突事故の示談金とは?

追突事故の示談金とは、追突事故の損害賠償をいくら支払うかにつき当事者間で合意に至った金額です。
追突事故によってかかった「治療費」「慰謝料」など、個別の損害全てを含んだものを示談金と呼びます。
「慰謝料」と「示談金」を混同してしまう方も多いですが、「慰謝料」は「示談金」に含まれています。

また、示談金は慰謝料のほかにも「休業損害」「逸失利益」などの項目を含みます。
交通事故の示談金の内訳としては、以下の2つの種類に分けることができます。

① 傷害部分の示談金

② 後遺障害部分の示談金

それぞれの部分の内訳を詳しくみていきましょう。

①傷害部分の示談金内訳

追突事故で負傷した場合、治療に伴い治療費や交通費を支出したり仕事を休んだりと、さまざまなところで支障が生じます。
また、重症であれば入院や通院することになり、精神的苦痛も負います。
以上のような損害に対して、傷害部分として、以下のような補償を受け取ることができます。

傷害部分の示談金内訳
治療費
入通院に要した実費。
通常は、相手保険会社が病院に直接支払うことが多いため、最終的に受け取れる示談金のなかには含まれないことがある。
通院交通費
通被害者の自宅から病院まで通院する際にかかったバス代やタクシー代などの交通費。
自家用車を利用して通院する場合には、1kmあたり15円のガソリン代を請求できる。
休業損害
事故によるけがで働けなくなったことによる収入の減少分。
休業損害では、収入の日額が問題になることが多い。
傷害慰謝料
入通院治療による精神的な苦痛を受けたことに対する慰謝料。
入院期間と通院期間、怪我の内容によって慰謝料の相場は異なる。

②後遺障害部分の示談金内訳

追突事故によって、後遺障害が残存した場合は、後遺障害部分の示談金も支払われます。
治療を尽くしても後遺障害が残ってしまった場合、後遺障害の認定手続を受けたうえで等級に基づく示談金を請求することが可能です。

後遺障害部分の示談金の内訳
後遺障害慰謝料
後遺障害が残ったことに対する慰謝料。
慰謝料の相場は、認定を受けた等級に応じて段階的に決められる。
逸失利益
後遺障害によって将来的に収入が減少することに対する補償項目。
逸失利益は、基礎となる収入額、労働能力に制限が出る程度と年数をもとに計算する。
被害者の年齢や後遺障害の程度によっては、逸失利益が最も高額になる事例が多い。

以上二つの部分をすべて含めたものが「示談金」となります。
それぞれの項目は、それぞれの事故や、後遺障害の有無によって大きく異なります。
正確な金額を知りたい場合は、交通事故に注力している弁護士に問い合わせるとよいでしょう。
また、追突事故では「むちうち」の症状が残存することが多いです。
むちうちの示談金について詳しく書かれている記事がありますのでご覧ください。

追突事故の示談金の計算方法は?

追突事故で受け取れる示談金の内訳などはわかりました。
示談金の中でも「慰謝料」に関しては、後遺障害の等級などによって大きく異なります。
追突事故の被害者となった方はご自身がいったいいくらもらえるのか気になりますよね。
金額は、被害者の年齢や性別、その他の事情が考慮されるので、人により大きく異なります。

追突事故で後遺障害を負った場合、受け取れる損害賠償の種類は以下のようなものがあります。

入通院慰謝料

後遺障害慰謝料

休業損害

後遺障害逸失利益

追突事故で怪我を負ってしまった場合、治療費をはじめ様々な出費が考えられます。
その出費に対して、適切な補償を受け取ることができるのか非常に気になりますよね。
ご紹介する計算機能を使うと上記の項目を含む示談金の一部を知ることが可能です。
支払われる金額が気になる方は以下からぜひ計算してみましょう。


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【Q&A】追突事故の示談金|怪我なしの場合の示談金は?示談金に納得いかない場合は?

追突事故で怪我なしだった場合の示談金は?

追突事故にあったが、怪我なしだった」といったケースもあります。
追突事故でも怪我なしだった軽微な事故の場合、慰謝料など人に関わる示談金は請求することができません。
怪我なしだった際の追突事故で支払われる可能性のある示談金内訳は以下の通りです。

怪我なしの追突事故の示談金

車の修理代

車が使えないことで利用したタクシー代やレンタカー代

事故により壊れてしまった衣服や携帯などの修理代

被害者に怪我がなかった場合は、物に対する賠償のみが支払われます。
また、怪我がある事故の際に支払われる「慰謝料」は、精神的苦痛を金銭で補填するものです。
通常、愛車が壊れたなどの財産権侵害に伴う精神的苦痛は、財産的損害の回避によって、補填されるものと考えられています。
基本的には、支払われる示談金に慰謝料は含まれない、と考えておきましょう。

追突事故の示談金はいつ振込みされる?

追突事故の被害者となった場合、示談金いつ振り込みされるのか非常に気になりますよね。
慰謝料などの示談金が振り込まれるのは、加害者側の保険会社との示談が終了してからとなります。
示談交渉から示談金が振り込まれるまでの流れは以下の通りです。

事故~示談金回収まで

示談金が振り込まれ、受け取るということは示談によって争いが解決したということです。
示談が締結されると、保険会社は示談で定めた金額を被害者に支払わなければなりません。
もっとも、示談締結後、すぐに示談金が振り込まれるわけではありません。

示談金が振り込まれるのは、被害者と加害者側保険会社との間で示談書が作成されてからとなります。
通常、保険会社から示談書の案が届いて振込みまで通常2週間ほどかかると言われています。

示談金の入金時期は、事故によっては大幅に遅れる場合もあります。
示談金が支払われるのは、紛争が解決した後の最終段階と心得ておきましょう。


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【弁護士無料相談】追突事故の示談金について弁護士に相談する

追突事故に遭い、示談することになった…
交通事故の示談がわからなかったり、突然交通事故に遭い非常に動揺していたりする方も多いと思います。
そこで、弁護士追突事故示談について無料相談できる窓口を紹介します。

以下の窓口では、

LINE無料相談

電話無料相談

のお好きな方法で弁護士に相談することが可能です。

示談金は、弁護士に示談交渉を依頼することで増額する可能性が高まります。

無料相談後、弁護士にそのまま依頼することもできます。

弁護士に相談したり、依頼すると弁護士費用がかかるのでは、と心配な方も多いと思います。
交通事故被害者の方は、ご自身の保険に弁護士特約がついていれば費用を心配することなく依頼することが可能です。

弁護士費用特約

弁護士特約があると、保険会社が弁護士相談の費用や依頼にかかる費用を支払ってくれます。

弁護士特約については、以下の記事をご覧ください。

追突事故示談金相場は、弁護士に依頼するか否かで金額が大きく異なります。
また、示談についてご自身だけではよくわからないという場合も多いと思います。
追突事故の示談金についてお困りの方は、まずは弁護士までご相談ください。

弁護士プロフィール

岡野武志弁護士

(第二東京弁護士会)

全国10事務所体制で交通事故被害者の救済に取り組んでいる当事務所の代表弁護士。2008年の創業以来、幅広い間口で電話・LINE・メール相談などに無料で対応し、2019年現在は交通事故被害者の救済を中心に精力的に活動している。フットワークの軽い行動力とタフな精神力が強み。