症状データベース

1063 腓骨骨折/脛骨骨折等で約1689万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成16年2月13日

自動車専用道路上にハザードランプを点灯させたうえで車両を停止させ、車両後ろ側に立っていた被害者に対し、制限速度を大きく超えた加害者の車両が追突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

27歳・男性(給与所得者)

事故時:歩行者

過失割合

25:75(被害者:加害者)

入院期間 158日
実通院日数 122日
事故日 2000/10/29
症状固定日 2002/10/17
固定まで 719日
後遺障害 12級13号
主な部位 下肢、腱・靭帯、その他

総損害額

総額 1689万円

慰謝料 500万円
後遺障害慰謝料 260万円
治療費 548万円
逸失利益 567万円
弁護士費用 50万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

下腿骨骨折とは

かたいこつこっせつ

下腿骨骨折

別名:下腿骨折 類型:脛骨骨折、腓骨骨折

下腿における骨折。下腿は人体の内側全面に伸びる脛骨と外側背面に伸びる腓骨によって構成されている。主に直接的な外力の作用によって骨折が生じるが、骨にねじれるような力が加わった場合にも骨折が生じる場合がある。
さらに脛骨の一部にはうすい皮膚のみの部分もあり、開放骨折が生じやすい。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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