症状データベース

1080 肩鎖関節脱臼等で約1996万円の損害額認定｜大阪地裁

実例：大阪地裁平成21年3月3日

交差点で原付自転車が道路左側を直進したところ、同車線から交差点を左折しようとした普通貨物車が側面衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

肩鎖関節脱臼
鎖骨遠位端骨折（鎖骨骨折）
右中指PIP関節骨折（手指の骨折）
肩関節の可動域制限
頭部外傷

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後遺障害

運動障害
神経障害

被害者データ

53歳・女性（家事従事者）

事故時：バイク

過失割合

不明

入院期間	43日
実通院日数	212日
事故日	2006/04/26
症状固定日	2007/05/07
固定まで	377日
後遺障害	10級（併合あり）
主な部位	上肢、体幹、頭部

総損害額

総額 1996万円

慰謝料	730万円
後遺障害慰謝料	530万円
治療費	336万円
逸失利益	688万円

※慰謝料は傷害慰謝料（入通院慰謝料）と後遺障害慰謝料の認定金額（家族分含む）の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

肩鎖関節脱臼とは

けんさかんせつだっきゅう

肩鎖関節脱臼

なんらかの原因で肩を強打したことをきっかけとして、鎖骨と肩甲骨からなる肩鎖関節が外れたという状態を指す。肩鎖関節脱臼では周囲の靭帯なども断裂、損傷する。程度の強いものでは、鎖骨の外側の端が皮膚を持ち上げて大きく出っ張った形となる。いずれにせよ肩周辺部に痛みが生じるほか、肩関節の可動域が制限されるケースも多い。

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