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1097 大腿骨頸部骨折等で約9566万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成26年1月28日

時速約40㎞で直進中の二輪車と対向車線から時速約10㎞で右折してきた車が出会い頭に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害
  • 精神障害

被害者データ

38歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

5:95(被害者:加害者)

入院期間 128日
実通院日数 274日
事故日 2006/12/08
症状固定日 2008/02/25
固定まで 445日
後遺障害 7級4号
主な部位 下肢、体幹、その他、精神

総損害額

総額 9566万円

慰謝料 1258万円
後遺障害慰謝料 1000万円
治療費 527万円
逸失利益 3921万円
弁護士費用 355万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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