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1112 左大腿骨頚部骨折等で約4798万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年8月9日

交差点において、被害者が横断歩道を歩行していたところ、右折して進入してきた加害車両と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

79歳・女性(家事従事者)

事故時:歩行者

過失割合

不明

入院期間 342日
事故日 2007/8/22
症状固定日 2008/07/28
固定まで 342日
後遺障害 要介護1級1号
主な部位 下肢、上肢、頭部

総損害額

総額 4798万円

慰謝料 3714万円
慰謝料(家族分) 600万円
後遺障害慰謝料 2800万円
治療費 163万円
弁護士費用 459万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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