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1114 顔面外傷後病痕等で約4467万円の損害額認定|長崎地裁

実例:長崎地裁大村支部平成17年10月28日

青信号に従って横断歩道を横断していた自転車が、交差点を右折してきた前方不注視の自動車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害
  • 運動障害

被害者データ

27歳・女性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

不明

入院期間 173日
実通院日数 112日
事故日 1995/11/26
症状固定日 2001/06/18
固定まで 2032日
後遺障害 7級(併合あり)
主な部位 頭部、下肢、その他

総損害額

総額 4466万円

慰謝料 1450万円
後遺障害慰謝料 1100万円
治療費 612万円
逸失利益 2112万円
弁護士費用 370万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

顔の傷とは

かおのきず

顔の傷

類型:顔面打撲、顔面挫創、口唇裂傷

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
顔面部の外傷では口唇の裂傷も多い。
傷の深さや大きさ、受傷部位などにより瘢痕(きずあと)が残ることも考えられる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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