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1115 左膝複合靭帯損傷等で約4092万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成23年7月20日

停止させていた乗用車へ車道側から乗り込もうとしていた被害者に、加害者運転の車両が衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 醜状障害

被害者データ

26歳・男性(給与所得者)

事故時:その他不明

過失割合

5:95(被害者:加害者)

入院期間 200日
実通院日数 117日
事故日 2004/08/29
症状固定日 2008/05/16
固定まで 1357日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 腱・靭帯、頭部

総損害額

総額 4092万円

慰謝料 830万円
後遺障害慰謝料 500万円
治療費 539万円
逸失利益 1288万円
弁護士費用 115万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

靭帯損傷とは

じんたいそんしょう

靭帯損傷

類型:膝後十字靭帯損傷、前十字靭帯損傷、膝靭帯損傷、肘靭帯損傷

骨と骨を繋ぎ関節を形作る軟部組織を靭帯という。
靭帯の重症度の分類としては、靭帯の伸長のみで損傷のないⅠ度、靭帯が部分的に断裂しているⅡ度、靭帯が完全に断裂しているⅢ度がある。いずれにせよ、損傷を負った部位ごとに適切な措置を講じる必要がある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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