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1116 大腿骨骨幹部骨折等で約3997万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成18年8月30日

被害者の普通乗用自動車が道路走行中、飲酒運転の加害者の普通乗用自動車がセンターラインをオーバーし、被害車両と正面衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 変形障害

被害者データ

65歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 532日
実通院日数 421日
事故日 1999/12/03
症状固定日 2003/03/17
固定まで 1201日
後遺障害 8級(併合あり)
主な部位 下肢、上肢

総損害額

総額 3997万円

慰謝料 1300万円
後遺障害慰謝料 800万円
治療費 3万円
逸失利益 1256万円
弁護士費用 220万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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