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1136 左手第1指IP関節脱臼骨折等で約2364万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成25年4月23日

加害者運転の普通自動車が道路脇の駐車場に入るため左折を開始したところ、左後方を追走していた被害者運転の原動機付自転車が急制動をし、縁石に接触して転倒した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

37歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

20:80(被害者:加害者)

実通院日数 113日
事故日 2007/11/20
症状固定日 2008/09/29
固定まで 315日
後遺障害 10級7号
主な部位 上肢、下肢、体幹

総損害額

総額 2363万円

慰謝料 530万円
後遺障害慰謝料 424万円
逸失利益 1833万円
弁護士費用 160万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

手指の骨折とは

しゅしのこっせつ

手指の骨折

類型:PIP関節脱臼骨折、基節骨骨折、指末節骨骨折、末節骨骨折

主に外傷などの衝撃によって、指の骨などの連続性が断たれた状態をいう。
指をとりまく腱や靭帯の構造は非常に複雑で、骨折の位置などにより治療方針も大きく異なるため注意が必要となる。とくに関節内骨折は変形性指関節症に進展する可能性がある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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