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1137 大腿骨頸部骨折等で約2336万円の損害額認定|さいたま地裁

実例:さいたま地裁平成23年11月18日

加害者が自転車を運転して幅員約2mのT字路の歩道を走行していたところ、歩道と直角に交差する左方の路地から被害者が歩道に進入し、被害者が転倒して受傷した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

35歳・女性(給与所得者)

事故時:歩行者

過失割合

10:90(被害者:加害者)

入院期間 49日
事故日 2007/06/02
症状固定日 2007/12/10
固定まで 192日
後遺障害 10級11号
主な部位 下肢

総損害額

総額 2336万円

慰謝料 723万円
後遺障害慰謝料 550万円
治療費 131万円
逸失利益 1229万円
弁護士費用 155万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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