被害者データ
60歳・女性(家事従事者)
事故時:自転車
過失割合
15:85(被害者:加害者)
実例:大阪地裁平成15年3月20日
加害者が、車道を斜め横断して歩道上に加害者自転車を進入させる際、停車車両によつて歩道との間の見通しが十分利かなかつたにもかかわらず、歩道上を走行してくる自転車等の有無および安全の確認を怠つたまま歩道上に乗り上げ、直進してきた自転車の進路を妨害したことにより発生した事故。
60歳・女性(家事従事者)
事故時:自転車
15:85(被害者:加害者)
実通院日数 | 41日 |
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事故日 | 1999/01/18 |
後遺障害 | 無等級 |
主な部位 | 頭部 |
慰謝料 | 80万円 |
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治療費 | 11万円 |
弁護士費用 | 9万円 |
類型:頭部打撲、頭部挫創
体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
頭部の外傷は頭蓋内の損傷を伴う場合もある。命に係わる状態であることはもちろんのこと、治療後予後が悪い場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生