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1261 開放骨折等で約1億493万円の損害額認定|秋田地裁

実例:秋田地裁平成22年7月16日

加害10トン貨物自動車が先行の貨物自動車を追い越すため、対向車線に進入し、対向車線を走行中の普通乗用車と正面衝突し、被害者と被害者の息子が死亡した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

21歳・男性(職業不明)

事故時:自動車

過失割合

不明

事故日 2007/02/01
後遺障害 無等級
主な部位 内臓、その他

総損害額

総額 1億492万円

慰謝料 3400万円
慰謝料(家族分) 600万円
逸失利益 6942万円
弁護士費用 950万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

開放骨折とは

かいほうこっせつ

開放骨折

別名:開放性骨折

骨折部が皮膚や粘膜を突き破るなどして外界と交通した病態を開放骨折という。分類ではGustilo分類が良く知られており、汚染の程度、軟部組織の裂傷の程度、血管損傷の有無により全部で5段階に分かれている。
創部感染、骨癒合遷延などの合併症が生じやすく、治療にあたっては洗浄、デブリードマンの質が重要となる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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