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1284 眼窩底骨折等で約2341万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成14年6月24日

被害者が運転していた自動車が、後方から左折して車線変更してきた加害者のトラックに追突された事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 視覚障害
  • 醜状障害

被害者データ

22歳・男性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

不明

入院期間 48日
実通院日数 17日
事故日 1996/11/08
症状固定日 1998/09/03
固定まで 665日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 2340万円

慰謝料 650万円
後遺障害慰謝料 450万円
治療費 427万円
逸失利益 801万円
弁護士費用 150万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

眼窩骨折とは

がんかこっせつ

眼窩骨折

類型:眼窩内側壁骨折、眼窩底骨折

外部から顔面部への強い衝撃により、多くは眼窩の下壁や内側壁が骨折するという病態。眼窩内組織の脱出が起こり、眼球運動障害や複視などの症状が起こり得る。
眼窩の下壁の骨折では、成人の多くは完全に骨が折れて開放状態となるが、これを吹き抜け骨折ともいう。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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