被害者データ
18歳・男性（学生・生徒）
事故時：バイク
過失割合
5：95（被害者：加害者）
症状データベース
1290 顔面皮膚欠損等で約1億1191万円の損害額認定｜大阪地裁
実例：大阪地裁平成24年7月30日
被害者がバイクを運転していると、前方で走行していた加害者の自動車が転回して被害者と衝突して、被害者を車の底側に巻き込んだまましばらく引きずって走行した事故。
症状・事故の概要
症状名
- 顔面皮膚欠損（顔の傷）
- 眼球ろう（視覚障害）
- 歯牙破折（歯の損傷） ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください
後遺障害
- 視覚障害
- 醜状障害
| 入院期間 | 528日 |
|---|---|
| 実通院日数 | 88日 |
| 事故日 | 2005/07/14 |
| 症状固定日 | 2010/09/11 |
| 固定まで | 1886日 |
| 後遺障害 | 5級（併合あり） |
| 主な部位 | 頭部 |
総損害額
総額 1億1191万円
| 慰謝料 | 1790万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 1440万円 |
| 治療費 | 687万円 |
| 逸失利益 | 7298万円 |
顔の傷とは
顔の傷
類型：顔面打撲、顔面挫創、口唇裂傷
体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
顔面部の外傷では口唇の裂傷も多い。
傷の深さや大きさ、受傷部位などにより瘢痕（きずあと）が残ることも考えられる。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
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