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1304 右大腿骨頸部骨折等で約1290万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成26年1月27日

歩行している被害者を加害者が原付自動車で追い抜こうとしたとき、被害者のハンドバッグの取っ手が引っ張られて、被害者が路上に転倒させられた事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

64歳・女性(家事従事者)

事故時:歩行者

過失割合

不明

入院期間 46日
実通院日数 67日
事故日 2011/04/04
症状固定日 2012/04/16
固定まで 379日
後遺障害 10級11号
主な部位 下肢、頭部

総損害額

総額 1289万円

慰謝料 757万円
後遺障害慰謝料 550万円
治療費 106万円
逸失利益 331万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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