症状データベース

1325 昏睡等で約5450万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年1月18日

交差点内で横断歩道から外れて道路を横断しようとした自転車が、交差点を直進しようとした普通自動車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

22歳・男性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

75:25(被害者:加害者)

事故日 2010/07/07
後遺障害 無等級
主な部位 頭部

総損害額

総額 5449万円

慰謝料 2412万円
慰謝料(家族分) 200万円
治療費 11万円
逸失利益 3017万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

植物状態とは

しょくぶつじょうたい

植物状態

遷延性意識障害は植物状態、植物人間と俗称される。
遷延性意識障害とは頭部外傷や脳卒中などにより昏睡状態に陥り、開眼できる状態にまで回復したものの周囲との意思疎通を喪失した人の示す症候群を指す。脳幹機能はほぼ正常に保たれており、適切な看護により数年から十数年生存できるとされている。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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