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1344 顔の傷等で約2126万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成21年1月30日

エンジン不調を起こした被害者車両が自動車専用道路非常駐車場に停車して救援車を待っていたところ、飲酒かつ居眠り運転の加害車両が時速100kmで救援車に衝突し、その衝撃で救援車が被害者車両に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害

被害者データ

9歳・女性(幼児・児童)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 95日
実通院日数 45日
事故日 1996/08/31
症状固定日 2000/11/13
固定まで 1536日
後遺障害 12級14号
主な部位 頭部

総損害額

総額 2125万円

慰謝料 1006万円
後遺障害慰謝料 784万円
治療費 442万円
逸失利益 574万円
弁護士費用 125万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

顔の傷とは

かおのきず

顔の傷

類型:顔面打撲、顔面挫創、口唇裂傷

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
顔面部の外傷では口唇の裂傷も多い。
傷の深さや大きさ、受傷部位などにより瘢痕(きずあと)が残ることも考えられる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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