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1346 顔面裂創/顎部挫創等で約1812万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年1月24日

歩道の東側を北進していた自転車が電柱と接触してふらついて車道に出て、車道を南進してきた自動車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害

被害者データ

17歳・女性(学生・生徒)

事故時:自転車

過失割合

65:35(被害者:加害者)

入院期間 9日
実通院日数 16日
事故日 2003/11/4
症状固定日 2005/11/25
固定まで 753日
後遺障害 6級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 1811万円

慰謝料 1070万円
後遺障害慰謝料 920万円
治療費 26万円
逸失利益 702万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

顔の傷とは

かおのきず

顔の傷

類型:顔面打撲、顔面挫創、口唇裂傷

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
顔面部の外傷では口唇の裂傷も多い。
傷の深さや大きさ、受傷部位などにより瘢痕(きずあと)が残ることも考えられる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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