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1352 大腿骨頸部内側骨折等で約2904万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成25年1月8日

Y字交差点を右折する予定で進行していた原動機付自転車が、右側から追い抜いて左折しようとした貨物自動車の側面に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

38歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

10:90(被害者:加害者)

入院期間 156日
実通院日数 81日
事故日 2006/10/29
症状固定日 2010/01/13
固定まで 1173日
後遺障害 10級11号
主な部位 下肢、体幹、上肢

総損害額

総額 2904万円

慰謝料 803万円
後遺障害慰謝料 530万円
治療費 148万円
逸失利益 1170万円
弁護士費用 180万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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