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1357 左大腿骨頸部骨折等で約1167万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成24年3月7日

被害者が自転車を運転して走行していたところ、前方を走行していた加害車両と衝突し、怪我を負った事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 機能障害

被害者データ

70歳・女性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

70:30(被害者:加害者)

入院期間 40日
実通院日数 51日
事故日 2009/06/10
症状固定日 2010/09/04
固定まで 452日
後遺障害 12級7号
主な部位 下肢、上肢

総損害額

総額 1167万円

慰謝料 443万円
後遺障害慰謝料 280万円
治療費 54万円
逸失利益 408万円
弁護士費用 35万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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