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1368 大腿骨骨幹部骨折等で約1億908万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成14年9月20日

北から南に直進中の車(自動二輪車)と、はみ出し禁止の車道中央線を越えたまま対向車線を南から北に進行中の車(普通乗用車)との衝突事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害
  • 変形障害

被害者データ

30歳・男性(学生・生徒)

事故時:バイク

過失割合

20:80(被害者:加害者)

事故日 1998/03/07
症状固定日 2000/10/07
固定まで 946日
後遺障害 6級(併合あり)
主な部位 下肢

総損害額

総額 1億908万円

慰謝料 1500万円
後遺障害慰謝料 1150万円
治療費 1147万円
逸失利益 7140万円
弁護士費用 395万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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