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200 大腿骨骨折等で約6950万円の損害額認定|神戸地裁

実例:神戸地裁平成26年4月30日

横断歩道のない優先道路において、制限速度を少し上回るスピードで進行していた加害者車両と、道路を横断しようとした被害者車両とが衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

77歳・女性(無職者)

事故時:歩行者

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 1302日
事故日 2008/04/23
症状固定日 2011/10/11
固定まで 1267日
後遺障害 要介護1級1号
主な部位 下肢、頭部

総損害額

総額 6950万円

慰謝料 3380万円
慰謝料(家族分) 160万円
後遺障害慰謝料 2800万円
治療費 337万円
弁護士費用 520万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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