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298 頭部打撲等で約4068万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成22年11月8日

丁字路において、前方不注意の状態で右折進行した加害者普通自動車と、道路を横断中だった被害者とが衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

64歳・女性(家事従事者)

事故時:歩行者

過失割合

不明

事故日 2009/01/29
後遺障害 無等級
主な部位 頭部

総損害額

総額 4068万円

慰謝料 2300万円
慰謝料(家族分) 200万円
治療費 20万円
逸失利益 1797万円
弁護士費用 200万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

頭部外傷とは

とうぶがいしょう

頭部外傷

類型:頭部打撲、頭部挫創

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
頭部の外傷は頭蓋内の損傷を伴う場合もある。命に係わる状態であることはもちろんのこと、治療後予後が悪い場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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