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336 硬膜下血腫等で約1367万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成25年6月28日

青信号に従い交差点を右折した加害者普通乗用車が、横断歩道を渡っていた被害者自転車に衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 嗅覚障害
  • 神経障害

被害者データ

41歳・女性(家事従事者)

事故時:自転車

過失割合

5:95(被害者:加害者)

入院期間 10日
実通院日数 10日
事故日 2010/03/11
症状固定日 2011/04/01
固定まで 387日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 1367万円

慰謝料 470万円
後遺障害慰謝料 420万円
治療費 70万円
逸失利益 696万円
弁護士費用 120万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

硬膜下血腫とは

こうまくかけっしゅ

硬膜下血腫

類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫

ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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