被害者データ
61歳・男性(給与所得者)
事故時:自転車
過失割合
40:60(被害者:加害者)
実例:大阪地裁平成20年6月17日
酒気帯び運転の加害者車両が、左側路端を走行していて右方に進路変更した被害者自転車と衝突した事故。
61歳・男性(給与所得者)
事故時:自転車
40:60(被害者:加害者)
入院期間 | 2日 |
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事故日 | 2007/03/01 |
後遺障害 | 無等級 |
主な部位 | 頭部 |
慰謝料 | 2800万円 |
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逸失利益 | 2796万円 |
弁護士費用 | 350万円 |
類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫
ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生