被害者データ
14歳・女性(学生・生徒)
事故時:自転車
過失割合
20:80(被害者:加害者)
実例:東京地裁平成21年4月16日
交差点で被害者自転車と加害者車両が出会い頭に衝突し、約20年後に後遺障害慰謝料等が請求された事故。
14歳・女性(学生・生徒)
事故時:自転車
20:80(被害者:加害者)
事故日 | 1986/07/21 |
---|---|
症状固定日 | 2004/11/30 |
固定まで | 6708日 |
後遺障害 | 6級 |
主な部位 | 頭部 |
慰謝料 | 1500万円 |
---|---|
慰謝料(家族分) | 200万円 |
後遺障害慰謝料 | 1300万円 |
逸失利益 | 3799万円 |
弁護士費用 | 208万円 |
類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫
ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生