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358 鎖骨骨折等で約1851万円の損害額認定|京都地裁

実例:京都地裁平成22年11月25日

側道へ左折しようと道路の左端へ車体を寄せた加害者乗用車が、車線左側を制限速度程度で走行していた被害者バイクに衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害
  • 運動障害

被害者データ

62歳・女性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

不明

入院期間 69日
実通院日数 210日
事故日 2006/08/12
症状固定日 2008/02/13
固定まで 551日
後遺障害 9級(併合あり)
主な部位 体幹、上肢

総損害額

総額 1851万円

慰謝料 870万円
後遺障害慰謝料 670万円
治療費 129万円
逸失利益 615万円
弁護士費用 66万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

鎖骨骨折とは

さこつこっせつ

鎖骨骨折

類型:鎖骨遠位端骨折

鎖骨部に直接外力が作用したり、肩側からの外力が作用したりするなどして生じる。症状としては鎖骨部の痛み、変形、皮下出血など。
骨のずれが激しいものについては、原則手術による整復が必要となる。変形したまま骨がくっついてしまった場合、肩関節機能の低下をもたらす。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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