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401 右上腕切断/右上肢血行障害等で約5887万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成14年1月16日

カーブしている道路上において、最大積載量を大きく超える鋼材を積んだ加害者大型貨物自動車が、その鋼材を対向車線を走っていた被害者大型観光バスに衝突させたという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 変形障害
  • 精神障害

被害者データ

59歳・女性(家事従事者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 133日
事故日 1996/08/20
症状固定日 2000/07/31
固定まで 1442日
後遺障害 4級(併合あり)
主な部位 上肢、精神

総損害額

総額 5886万円

慰謝料 1950万円
後遺障害慰謝料 1600万円
逸失利益 2294万円
弁護士費用 300万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

腕切断とは

うでせつだん

腕切断

類型:上腕切断

完全に切り離された状態を完全切断といい、皮膚や腱など一部の組織で繋がっているが末梢の血流が途絶えている場合を不全切断という。
腕の切断に対しては顕微鏡を用いて血管や神経など必要な組織をつなぎ合わせる再接着を試みる。再接着ができなかった場合には義手の適合に向けたリハビリが行われる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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