被害者データ
62歳・男性(給与所得者)
事故時:歩行者
過失割合
45:55(被害者:加害者)
実例:東京地裁平成19年9月3日
横断禁止の片側3車線の道路を横断しようとした泥酔状態の被害者と、前方不注意の状態で20キロメートルの速度超過だった乗用車とが衝突したという事故。
62歳・男性(給与所得者)
事故時:歩行者
45:55(被害者:加害者)
入院期間 | 435日 |
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事故日 | 1999/07/12 |
症状固定日 | 2001/07/30 |
固定まで | 750日 |
後遺障害 | 12級(併合あり) |
主な部位 | 上肢、下肢、体幹 |
慰謝料 | 790万円 |
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後遺障害慰謝料 | 420万円 |
治療費 | 200万円 |
逸失利益 | 662万円 |
弁護士費用 | 50万円 |
類型:上腕骨頚部骨折、上腕骨近位端骨折
肩側の骨折を上腕骨近位部骨折、肘側を上腕骨遠位部骨折という。前者は適切な措置を講じないと肩関節に機能障害が残る可能性があり、後者は骨折の態様により上腕動脈、正中神経、橈骨神経が損傷を受けることがある。
いずれにせよ早期の診断と治療が重要となる。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生