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436 大腿骨骨折等で約1238万円の損害額認定|神戸地裁

実例:神戸地裁平成17年1月18日

観光バスにバスガイドとして乗務していた被害者が、高速道路の追い越し車線に停車していた別の観光バスに追突し、その後危険な状態で一人で30分取り残されるなど過酷な体験をしたことによりPTSDに該当すると認定された事故。

症状・事故の概要

症状名

  • 大腿骨骨折
  • PTSD
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被害者データ

年齢不明・女性(給与所得者)

事故時:その他不明

過失割合

不明

入院期間 86日
実通院日数 59日
事故日 2000/11/16
症状固定日 2002/11/24
固定まで 739日
後遺障害 無等級
主な部位 下肢、精神

総損害額

総額 1238万円

慰謝料 300万円
治療費 808万円
弁護士費用 45万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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