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446 顔面打撲等で約516万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成19年10月4日

被害者が走行中のタクシーの後部座席に乗車していたところ、加害者が急ブレーキをかけたため、被害者は顔面を打撲した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

35歳・女性(会社役員)

事故時:自動車

過失割合

不明

事故日 1999/11/12
症状固定日 2003/09/11
固定まで 1400日
後遺障害 無等級
主な部位 頭部、体幹

総損害額

総額 515万円

慰謝料 200万円
治療費 242万円
弁護士費用 20万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

顔の傷とは

かおのきず

顔の傷

類型:顔面打撲、顔面挫創、口唇裂傷

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
顔面部の外傷では口唇の裂傷も多い。
傷の深さや大きさ、受傷部位などにより瘢痕(きずあと)が残ることも考えられる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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