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60 硬膜下血腫等で約2億5810万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成19年2月21日

酒気帯び運転の状態で第一車線から第二車線に進路を変更した加害者の自動車が被害者の自動車に衝突し、逸走した被害者の自動車が訴外トラックに衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 遷延性意識障害
  • 神経障害

被害者データ

23歳・女性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 536日
事故日 2001/07/15
症状固定日 2004/01/11
固定まで 911日
後遺障害 1級3号
主な部位 頭部

総損害額

総額 2億5809万円

慰謝料 3900万円
慰謝料(家族分) 800万円
後遺障害慰謝料 2700万円
治療費 1198万円
逸失利益 7351万円
弁護士費用 1360万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

硬膜下血腫とは

こうまくかけっしゅ

硬膜下血腫

類型:外傷性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫

ここでは急性硬膜下血腫について触れる。硬膜とは頭蓋骨のすぐ下にある膜のことであるが、脳表面などからの出血等が起こると硬膜と脳のあいだに血液が溜まりゼリー状に固まる。これが急性硬膜化血腫である。
ほとんどが頭部外傷を原因としており、脳挫傷など脳自体の損傷を伴う場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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