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606 頸椎捻挫等で約639万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成25年6月20日

被害者自転車が交差点に差し掛かり、歩行者用信号が赤色灯火であったにもかかわらず、手前で停止せずに、横断歩道に進入しようとしたところ、加害車両が進行してきたため、加害者車両との接触を回避するために急ブレーキをかけ、バランスを失って右手をついた事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 醜状障害

被害者データ

53歳・男性(給与所得者)

事故時:自転車

過失割合

30:70(被害者:加害者)

実通院日数 110日
事故日 2008/09/07
症状固定日 2009/09/12
固定まで 371日
後遺障害 14級9号
主な部位 体幹、上肢

総損害額

総額 639万円

慰謝料 260万円
後遺障害慰謝料 110万円
治療費 53万円
逸失利益 91万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

むちうちとは

むちうち

むちうち

別名:むち打ち 類型:頸椎捻挫、頸椎損傷、外傷性頸部症候群など

交通事故など首が強く後屈される力がかかることを要因として、多岐の症状が発症している状態を指す。首の痛みや肩こり、頭痛などのほか、めまいや耳鳴り、難聴、吐き気などの症状が伴う場合もある。
多くの場合3か月以内に症状は改善されるが、長引く場合もある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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