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633 橈骨遠位端骨折/尺骨茎状突起骨折等で約3262万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年6月27日

信号機のない交差点で、南北道路北行車線から南行車線に転回しようとした加害者車両と南行車線を走行中の被害者原付自転車が衝突。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 神経障害

被害者データ

30歳・男性(職業不明)

事故時:バイク

過失割合

不明

入院期間 67日
実通院日数 236日
事故日 2006/09/14
症状固定日 2007/09/25
固定まで 377日
後遺障害 11級(併合あり)
主な部位 上肢、下肢

総損害額

総額 3262万円

慰謝料 660万円
後遺障害慰謝料 420万円
治療費 936万円
逸失利益 1192万円
弁護士費用 130万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

前腕骨骨折とは

ぜんわんこつこっせつ

前腕骨骨折

類型:尺骨骨折、橈骨骨折

肘から手首までを構成する橈骨(親指側)と尺骨(小指側)を合わせて前腕骨という。また肘側の骨折を近位端骨折、手首側の骨折を遠位端骨折、真ん中の骨折を骨幹部骨折という。
いずれの骨折であってもなるべく変形を残さない形での骨癒合を目指す。また手指の運動も重要となる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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