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643 大腿骨骨折等で約114万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成27年3月27日

信号機によって交通整理の行われている交差点で、原動機付自転車と普通乗用自動車が出会い頭に衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

13歳・男性(学生・生徒)

事故時:自転車

過失割合

20:80(被害者:加害者)

入院期間 20日
実通院日数 16日
事故日 2010/02/10
症状固定日 2011/02/22
固定まで 378日
後遺障害 無等級
主な部位 下肢

総損害額

総額 114万円

慰謝料 92万円
治療費 5万円
弁護士費用 5万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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