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678 肋骨骨折等で約1億107万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年3月19日

被害者の乗った自転車が、交差点以外で道路を横断していたところ、前方不注視で直進してきた車が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 高次脳機能障害

被害者データ

8歳・男性(幼児・児童)

事故時:自転車

過失割合

10:90(被害者:加害者)

入院期間 84日
実通院日数 33日
事故日 2006/05/12
症状固定日 2008/05/14
固定まで 734日
後遺障害 5級2号
主な部位 体幹、頭部、内臓

総損害額

総額

慰謝料 2100万円
慰謝料(家族分) 500万円
後遺障害慰謝料 1400万円
治療費 155万円
逸失利益 5346万円
弁護士費用 425万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

肋骨骨折とは

ろっこつこっせつ

肋骨骨折

類型:多発肋骨骨折、肋軟骨損傷

肋骨の骨折は直接的な外力の作用の他、咳込みやゴルフスイングなどでも生じる。
肋骨の骨折は肺や心臓、腹部臓器や血管などの合併損傷を伴った場合には命に係わることもある。また、3本以上の肋骨で2か所以上の骨折を伴った場合には胸壁動揺という状態になり、呼吸器にも影響が生じる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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