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694 肛門周囲裂創等で約5203万円の損害額認定|大阪地裁

実例:大阪地裁平成17年1月31日

被害者が自転車で車道を走行していたところ、加害者のトラックが警音器を鳴らすなどの処置をせずに追い抜こうとしたため、被害者と加害者が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 変形障害

被害者データ

22歳・女性(職業不明)

事故時:自転車

過失割合

不明

入院期間 167日
実通院日数 59日
事故日 1997/09/30
症状固定日 2000/09/11
固定まで 1078日
後遺障害 8級(併合あり)
主な部位 内臓、体幹、下肢

総損害額

総額 5202万円

慰謝料 1480万円
後遺障害慰謝料 1200万円
治療費 199万円
逸失利益 2586万円
弁護士費用 400万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

内臓破裂/損傷(消化器)とは

ないぞうはれつ・そんしょう(しょうかき)

内臓破裂/損傷(消化器)

類型:胃穿孔、腸間膜損傷、肝臓破裂

消化器とは食道、胃、腸、肝臓、膵臓などである。
外傷による消化器の損傷としては消化管穿孔、肝臓の損傷、破裂などが挙げられる。いずれにせよ腹腔内出血が認められる場合には、迅速な開腹手術による止血が必要となるケースも多い。

原因・治療法などを見る

藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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