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695 大腿骨顆部骨折等で約4910万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成18年4月5日

前方の走行車両を追い抜くために右側車線にはみ出して走行し、対向車を走行中の自動車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 醜状障害

被害者データ

56歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

30:70(被害者:加害者)

入院期間 364日
実通院日数 176日
事故日 2002/03/18
症状固定日 2004/06/09
固定まで 815日
後遺障害 7級(併合あり)
主な部位 下肢、体幹、内臓

総損害額

総額 4909万円

慰謝料 740万円
後遺障害慰謝料 500万円
治療費 318万円
逸失利益 2388万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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