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711 肋骨骨折等で約1258万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成24年5月30日

青信号で交差点を直進した被害者の自動車と、赤信号を無視して直進した加害者の自動車が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

41歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 12日
実通院日数 360日
事故日 2007/06/01
症状固定日 2009/01/30
固定まで 610日
後遺障害 12級(併合あり)
主な部位 体幹、上肢

総損害額

総額 1258万円

慰謝料 745万円
後遺障害慰謝料 290万円
治療費 156万円
逸失利益 586万円
弁護士費用 100万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

肋骨骨折とは

ろっこつこっせつ

肋骨骨折

類型:多発肋骨骨折、肋軟骨損傷

肋骨の骨折は直接的な外力の作用の他、咳込みやゴルフスイングなどでも生じる。
肋骨の骨折は肺や心臓、腹部臓器や血管などの合併損傷を伴った場合には命に係わることもある。また、3本以上の肋骨で2か所以上の骨折を伴った場合には胸壁動揺という状態になり、呼吸器にも影響が生じる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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