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720 びまん性軸索損傷等で約1億3220万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成25年4月25日

幹線道路における横断歩道以外の場所において右方不注意の状態で道路を横断しようとした被害者と、幹線道路を走行中であった加害者車両とが衝突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 高次脳機能障害
  • 醜状障害

被害者データ

26歳・男性(給与所得者)

事故時:歩行者

過失割合

35:65(被害者:加害者)

入院期間 143日
実通院日数 31日
事故日 2007/12/26
症状固定日 2008/05/15
固定まで 142日
後遺障害 3級(併合あり)
主な部位 頭部

総損害額

総額 1億3219万円

慰謝料 2084万円
後遺障害慰謝料 1800万円
治療費 343万円
逸失利益 8169万円
弁護士費用 752万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

びまん性軸索損傷とは

びまんせいじくさくそんしょう

びまん性軸索損傷

別名:びまん性脳損傷

脳全体に何らかの損傷が及んだということを総括する傷病名。病態は多種多様である。局所性脳損傷の対となる病名であり、占拠性病変(一例としては硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳挫傷など)のない大脳白質を中心とした広範な脳損傷を指す。びまん性脳損傷と局所性脳損傷が混合している場合もある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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