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762 頭部挫傷等で約692万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成25年2月26日

前方渋滞のため停車していた被害者普通自動車の後方から、加害者普通自動車が追突したという事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

57歳・男性(事業所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 31日
実通院日数 143日
事故日 2006/09/05
症状固定日 2007/10/10
固定まで 401日
後遺障害 無等級
主な部位 頭部、体幹

総損害額

総額 692万円

慰謝料 181万円
治療費 330万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

頭部外傷とは

とうぶがいしょう

頭部外傷

類型:頭部打撲、頭部挫創

体表組織の損傷は創傷という。主に鈍器による打撃や圧迫によって傷口が開いた状態になったものを挫創という。傷口が開いていないものは挫傷、打撲傷などという。
頭部の外傷は頭蓋内の損傷を伴う場合もある。命に係わる状態であることはもちろんのこと、治療後予後が悪い場合も多い。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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