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780 胸郭出口症候群等で約1959万円の損害額認定|名古屋地裁

実例:名古屋地裁平成24年3月30日

シートベルトを着用して被害車の助手席に被害者が同乗していたところ、後方から走ってきた加害車が追突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

40歳・男性(給与所得者)

事故時:自動車

過失割合

不明

入院期間 24日
事故日 2005/04/30
症状固定日 2007/10/12
固定まで 896日
後遺障害 12級13号
主な部位 体幹

総損害額

総額 1958万円

慰謝料 506万円
後遺障害慰謝料 290万円
治療費 161万円
逸失利益 1281万円
弁護士費用 130万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

胸郭出口症候群とは

きょうかくでぐちしょうこうぐん

胸郭出口症候群

元々首周辺にある腕の神経が引っ張られていたり締め付けられている状況において、反復して軽微な外傷を負ったり一撃の頭頸部外傷などの刺激が加わり、腕神経叢の一部が過敏となって生じる症候群。
頸部、肩甲帯、上肢に疼痛やしびれなどを生じる。治療は複数の治療法を組み合わせる形で行われる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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