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783 胸郭出口症候群等で約1079万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成19年12月18日

交通整理のない交差点を横断していた歩行者が、加害者普通自動車に衝突され傷害を負ったという事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 神経障害

被害者データ

38歳・女性(給与所得者)

事故時:歩行者

過失割合

不明

実通院日数 433日
事故日 2000/10/19
症状固定日 2003/01/15
固定まで 819日
後遺障害 12級13号
主な部位 体幹

総損害額

総額 1079万円

慰謝料 470万円
治療費 117万円
逸失利益 301万円
弁護士費用 90万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

胸郭出口症候群とは

きょうかくでぐちしょうこうぐん

胸郭出口症候群

元々首周辺にある腕の神経が引っ張られていたり締め付けられている状況において、反復して軽微な外傷を負ったり一撃の頭頸部外傷などの刺激が加わり、腕神経叢の一部が過敏となって生じる症候群。
頸部、肩甲帯、上肢に疼痛やしびれなどを生じる。治療は複数の治療法を組み合わせる形で行われる。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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