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794 骨盤骨折等で約1億1121万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成25年3月26日

加害者と被害者が共に自動二輪車でツーリングしていたところ、先行する加害車両の後輪左側と被害車両の前輪右側とが接触した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害
  • 運動障害

被害者データ

23歳・男性(学生・生徒)

事故時:バイク

過失割合

80:20(被害者:加害者)

入院期間 327日
実通院日数 25日
事故日 2007/04/27
症状固定日 2008/07/14
固定まで 445日
後遺障害 4級(併合あり)
主な部位 体幹、上肢

総損害額

総額 1億1121万円

慰謝料 1990万円
後遺障害慰謝料 1670万円
治療費 243万円
逸失利益 8453万円
弁護士費用 19万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

骨盤骨折とは

こつばんこっせつ

骨盤骨折

類型:恥骨骨折、坐骨骨折、仙骨骨折、腸骨骨折、尾骨骨折

骨盤骨折は安定型骨盤骨折と不安定型骨盤骨折にわけられる。後者は骨盤後方部を含めた2か所以上に骨折がみられ、輪状構造が破綻したものを指す。
不安定型骨盤骨折では、骨盤周囲の血管損傷や骨髄出血により出血性ショックをきたし、致死的になることがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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