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800 骨盤骨折等で約6134万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成24年3月9日

大型自動二輪車が何らかの原因により進行方向左側の側壁に衝突して運転していた被害者が路上に転倒したところ、後方から走行してきた加害車両が轢過した事故。

症状・事故の概要

症状名

被害者データ

26歳・男性(職業不明)

事故時:歩行者

過失割合

40:60(被害者:加害者)

事故日 2008/09/28
後遺障害 無等級
主な部位 体幹、内臓

総損害額

総額 6133万円

慰謝料 2200万円
治療費 94万円
逸失利益 3697万円
弁護士費用 188万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と死亡慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

骨盤骨折とは

こつばんこっせつ

骨盤骨折

類型:恥骨骨折、坐骨骨折、仙骨骨折、腸骨骨折、尾骨骨折

骨盤骨折は安定型骨盤骨折と不安定型骨盤骨折にわけられる。後者は骨盤後方部を含めた2か所以上に骨折がみられ、輪状構造が破綻したものを指す。
不安定型骨盤骨折では、骨盤周囲の血管損傷や骨髄出血により出血性ショックをきたし、致死的になることがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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