被害者データ
79歳・女性（無職者）
事故時：その他不明
過失割合
不明
症状データベース
809 骨盤骨折等で約902万円の損害額認定｜東京地裁
実例：東京地裁平成16年2月9日
加害者の車が後方からトラックに追突され、その衝撃で誤ってアクセルを踏んだために自転車と衝突し、さらに道路のそばの建物に衝突して、建物の玄関内にいた被害者に衝突した事故。
症状・事故の概要
症状名
- 骨盤骨折
- 脛骨骨折（下腿骨骨折）
- 大腿骨骨折 ※各症状について詳しく見たい方は症状名をクリックしてください
後遺障害
- 運動障害
| 入院期間 | 94日 |
|---|---|
| 実通院日数 | 12日 |
| 事故日 | 1999/10/29 |
| 症状固定日 | 2001/07/19 |
| 固定まで | 630日 |
| 後遺障害 | 11級（併合あり） |
| 主な部位 | 体幹、下肢 |
総損害額
総額 901万円
| 慰謝料 | 700万円 |
|---|---|
| 後遺障害慰謝料 | 500万円 |
| 逸失利益 | 149万円 |
| 弁護士費用 | 90万円 |
骨盤骨折とは
骨盤骨折
類型：恥骨骨折、坐骨骨折、仙骨骨折、腸骨骨折、尾骨骨折
骨盤骨折は安定型骨盤骨折と不安定型骨盤骨折にわけられる。後者は骨盤後方部を含めた2か所以上に骨折がみられ、輪状構造が破綻したものを指す。
不安定型骨盤骨折では、骨盤周囲の血管損傷や骨髄出血により出血性ショックをきたし、致死的になることがある。
アトム法律事務所顧問医
奈良県立医科大学附属病院
藤井 宏真先生
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