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810 骨盤骨折等で約705万円の損害額認定|横浜地裁

実例:横浜地裁平成24年3月28日

交差点を直進しようとした道路右側を走行していた自転車が、右側から進行してきた普通乗用車と衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

65歳・男性(職業不明)

事故時:自転車

過失割合

15:85(被害者:加害者)

入院期間 54日
実通院日数 345日
事故日 2007/08/22
後遺障害 14級9号
主な部位 体幹

総損害額

総額 704万円

慰謝料 325万円
後遺障害慰謝料 110万円
治療費 299万円
逸失利益 58万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

骨盤骨折とは

こつばんこっせつ

骨盤骨折

類型:恥骨骨折、坐骨骨折、仙骨骨折、腸骨骨折、尾骨骨折

骨盤骨折は安定型骨盤骨折と不安定型骨盤骨折にわけられる。後者は骨盤後方部を含めた2か所以上に骨折がみられ、輪状構造が破綻したものを指す。
不安定型骨盤骨折では、骨盤周囲の血管損傷や骨髄出血により出血性ショックをきたし、致死的になることがある。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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