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860 大腿骨骨折等で約1938万円の損害額認定|東京地裁

実例:東京地裁平成18年8月28日

交通が頻繁な交差点内において、右転回を開始した普通乗用自動車(加害車両)と、対向直進の原付自転車(被害車両)が衝突した事故。

症状・事故の概要

症状名

後遺障害

  • 運動障害

被害者データ

31歳・男性(給与所得者)

事故時:バイク

過失割合

不明

入院期間 39日
実通院日数 15日
事故日 2001/07/12
症状固定日 2004/05/11
固定まで 1035日
後遺障害 9級(併合あり)
主な部位 下肢、上肢

総損害額

総額 1937万円

慰謝料 420万円
後遺障害慰謝料 290万円
治療費 45万円
逸失利益 1257万円
弁護士費用 148万円
※慰謝料は傷害慰謝料(入通院慰謝料)と後遺障害慰謝料の認定金額(家族分含む)の合計額 ※損害賠償は過失割合が加味される前の総損害額

大腿骨骨折とは

だいたいこつこっせつ

大腿骨骨折

類型:大腿骨頚部骨折、大腿骨転子部骨折

大腿骨骨折の多くは頚部、転子部の骨折である。つまりは股関節側の骨折となる。
大腿骨の骨折については、とくに10歳を超える者の場合早急に手術治療を行うのが望ましいとされる。保存療法では長期臥床が免れず、合併症のおそれが生じるためである。

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藤井宏真先生

アトム法律事務所顧問医

奈良県立医科大学附属病院

藤井 宏真先生

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