
【舟状骨骨折】って何?部位・症状を解説
舟状骨とは、手根骨の1つで手の親指側に存在します。
船底のような曲がった形状をしていることから、舟状骨と呼ばれています。
舟状骨が骨折してしまうと、手首に痛みを感じたり、手首を曲げにくくなってしまう場合があります。
また、舟状骨の骨折を捻挫と勘違いし、放置し続けて悪化してしまうケースもあります。
なお、舟状骨骨折は手首を背屈して手をついたときなどに生じます。
交通事故後、手首の痛み・曲げづらいといった症状を感じる場合は、病院で診断してもらい適切な処置を受けることを推奨します。

【舟状骨骨折】を完治させるには?治療の仕方を解説
舟状骨骨折の治療方法は保存療法と手術療法の2種類です。
しかし、舟状骨骨折は骨がつきにくい骨折なので、骨癒合に長期間かかる場合があります。ケースによっては、骨癒合に至らないこともあります。

【舟状骨骨折】のリハビリ方法とは?完治まで何週間かかる?
舟状骨骨折では、リハビリ方法はどのようなものになるのでしょうか。
舟状骨骨折でギプス固定中の場合は、骨折に関係のない部位を機能低下防止のための運動させたり、むくみをとったりします。
ギプスが取れた後は、関節モビライゼーション、ストレッチ、筋肉の緊張をほぐすリラクゼーション、手浴を併用した可動域の拡大運動などを行います。
舟状骨骨折ギプス固定で治療する場合、3か月程度の固定が必要となりますが、手術の場合、早期に日常生活に復帰が可能です。