【リスフラン関節脱臼骨折】とは?部位・症状を解説
リスフラン関節とは、足の甲に存在する関節です。
足の甲の骨と中足骨(足指の骨)それぞれとの間にある関節で、足の真ん中のあたりにあります。
リスフラン関節脱臼骨折を負ってしまうと、中足部の腫れ・痛みが発生し、歩行や日常生活に支障が生じる場合があります。
なお、リスフラン関節脱臼骨折は足に衝撃が加えられたり、底屈状態の足(足首の関節を足の裏の方向に折り曲げた状態)がねじれたりした際などに生じます。
自動車事故の後、中足部の痛み・腫れなどの症状がある場合は、病院で診断してもらい適切な処置を受けることを推奨します。
【リスフラン関節脱臼骨折】の完治を目指す|治療方法を解説
リスフラン関節脱臼骨折の治療方法は、骨のずれが小さいなら保存療法、骨のずれが大きいなら手術療法が取られることが一般的です。
しかし、交通事故でリスフラン関節脱臼骨折を負った場合、それ以外の箇所も骨折を負ってしまっているケースが多いです。
個別の事情に合わせた治療方法については、主治医から説明を受けることを推奨します。
【リスフラン関節脱臼骨折】のリハビリのやり方とは|完治まで何ヶ月かかる?
リスフラン関節脱臼骨折では、どのようなリハビリをすることになるのでしょうか。
リスフラン関節脱臼骨折のリハビリでは、踵歩きから始まり、徐々に足の裏をつけて、つま先に体重をかけるようにして行われます。
また、手術していない指、足首の運動やストレッチ、身体全体の筋力トレーニングも行います。
リスフラン関節脱臼骨折受傷後、約2~3か月でスポーツができるようになります。